適切な整備が行なわれない竹林(放任竹林)の増加に伴い、竹林周辺の森林が竹に侵食され、山の単純化や土砂崩れ、蚊などの害虫の発生などの「竹害」が深刻な問題となっている。
当社では、静岡県内で活動を行なっている複数の竹林整備団体及び自治体と協力し、春先(3月~5月)に竹の伐採、粉砕、撤去作業と並行して、メンマ加工に最適な幼竹を収穫している。
目標:ゴール15「陸の豊かさも守ろう」 ターゲット:15.1
自社の漬物・ピクルスを販売している中で、卸売業者や消費者から、国産メンマを求める声が上がっていた。
平成29年に竹からメンマが製造できることを知り、国内でメンマ製造を行う団体の協力を得て、メンマ製造に必要なノウハウを学び、平成31年春頃から、自社の漬物技術と組み合わせながら、静岡めんま商品化に向けた開発に着手。令和2年7月に商品化に成功した。
目標:ゴール9「産業と技術革新の基盤を作ろう」 ターゲット:9.2
当社を軸に、竹林整備団体、自治体、卸先、一般消費者が「静岡めんま」をキーワードに繋がり、整備、製造、販売、購入というそれぞれの行動から、地域課題解決、SDGsの目標達成に貢献できる好循環な仕組みを確立。
目標:ゴール17「パートナーシップで目標を達成しよう」 ターゲット:17.17
目標:ゴール12「つくる責任、つかう責任」 ターゲット:12.8
来年度の静岡めんま生産体制の強化に向け、製造現場における障害者の雇用を検討しているが、繁忙期に障害者の方に指導を行うことは困難である。
そのため、静岡市内の障害者就労支援施設と連携し、まずは障害者へ指導を行う施設職員に対し、作業工程の理解・習得のための指導を開始した。
目標:ゴール8「働きがいも経済成長も」 ターゲット:8.5
目標:ゴール10「人や国の不平等をなくそう」 ターゲット:10.2